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デジタルハリネズミについて
デジタルハリネズミは、写真であれ、ムービーであれ、映像を使って何かを表現したい人にとっては、無視できない道具かもです。デジタルハリネズミは時代遅れもはなはだしい300万画素(初代は200万画素)の解像度。
最高とはいい難いCMOSセンサーを搭載。先端技術など何もなく、必要最小限な機能しかありません。いつも、くっきり、キレイに写るデジタルカメラではないし、ピントがぼけたり、色があっちこっちに偏ったり、見た目どおりには写らないことも多々あります。というか、それを目指していません。でも、あなたが退屈な事実を見たいのでなく、夢見心地なファンタジー(びっくりする奇怪さ?)が欲しいなら、このカメラはぴったりです。これしかないかもです!
デジタルハリネズミのもう1つの魅力は、細かに変化し続けていることです。今出荷されたカメラと1ヶ月後に出荷されるものでは、写りが簿妙に異なったり、大きく異なったり、それどころか、レンズが違っていたりします。そういった退化か進化かわからない気まぐれな変化も、このカメラの魅力です。おっと、次のはどんな感じに写るんですか?とは聞かないで下さいね。赤ちゃんと同じで、どんな子か、生まれてみるまでわからない、ってのがお約束。
とにかく、デジタルハリネズミはその名のとおり、少し刺のある、かわいくて油断できないカメラです。
DIGITAL HARINEZUMIのカタチ
デジタルハリネズミのカタチは、110フィルムのカートリッジのようでもあるし、芋虫のようでも、恐竜の骨のようでも、大きな枝豆のようにも見えます。手にすっぽりと馴染む大きさと撫で撫でしたくなる丸み。カメラというのは撮っていない時間も(撮っていない時間こそ!)、絶対楽しくあって欲しい!という願いから生まれたカタチなのです。
DIGITAL HARINEZUMIの写真
デジタルハリネズミの写真は、懐かしの110フィルムで撮影したようにも、壊れたカメラで撮影したようにもみえます。と、思えばモノクローム(2代目より搭載された機能)はビシッと渋い。70年代の先鋭的フォトグラファーのようなイメージを生みます。
この不思議なフォルムと小さな画面が、さまざまなスタイルを写し出す。デジタルハリネズミの気まぐれといい加減さは、単純に撮るのことを楽しくさせます。「そういうカメラ最近出会ってなかった。」という世界中の人々に、デジタルハリネズミは愛されています。
通常のデジタルカメラのように液晶画面でモニターしながら撮影するというプレビュー機能は敢えてカット。アナタは当てにならないファインダーを使って、あてずっぽうにシャッターを押します。そして数秒後に結果を確認して、ガッカリしたり狂喜したりする。確かにプレビューできたほうが失敗は少ないし、ユーザーフレンドリーであるかもしれない。けれどアナログカメラのあのわくわくするような面白さは何が写るかわからないところでしょ!ということで、この仕様はデジタルハリネズミならではの愉快なデフォルトになったのです。
DIGITAL HARINEZUMIのムービー
デジタルハリネズミのムービーは、おじいさんの時代の8mmムービーを連想させるレトロ感でいっぱいです。まるで、幼い頃にテレビで見た映画のように、たった今の日常を遠くの記憶のように見せてしまいます。2代目からはムービーに音声が加わり、小さなボディから音が流れる様は、まるで小さな映画館を得たような気分です。2代目デジタルハリネズミから使用できるモノクロモードのムービーでは、レトロ感にソリッドなクールネスが加わり、またひとつ愉快なテイストが増えました。
デジタルハリネズミのムービーが世界中のクリエイターを虜にするのは、ハッキリとワケがあるのです。実は意外なことにデジカメに搭載されているムービー機能は、あまり使われていないのが現状でした。デジタルハリネズミのムービーは、日常的にスナップ写真を撮るようにムービーを撮る楽しさをアピールしました。撮ってみれば絶対もっと撮りたくなってしまうのです。猫や犬や鳥や電車や水溜り。少しの角度で変わる光の加減、ゆがんだ電信柱、にじむ光線。ありきたりの日常を、このローファイなテイストでサンプリングしたくなってしまうのです。絵が動くということの単純な楽しさ、驚き、そういう感覚を再発見したのです。
人は思ったより便利なモノを求めていません。「単純に撮る楽しさ」をこそ!求めているのです。デジタルハリネズミの写真やムービーは正にそのためにある、それがこのカメラの魅力なのです。
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